どこに相談すればいい?相談先まとめ
障害のあるお子さんに関する相談先は多く、どこに行けばいいか迷いやすいです。 ここでは「困りごと別」に、最初に連絡すべき相談先をまとめました。
どこに相談するか迷ったら、まず市区町村の福祉窓口に電話してみてください。 状況を伝えれば、適切な相談先を案内してもらえます。
発達が気になる
市区町村の保健センター
乳幼児健診の実施機関。発達についての相談を受け付けており、心理士による発達相談や専門医療機関の紹介をしてもらえます。電話でも相談できるところが多いです。
かかりつけの小児科
日ごろの診察で発達について相談できます。必要に応じて発達専門の医療機関(小児神経科・児童精神科など)への紹介状を書いてもらえます。
まずはここから: まず保健センターに電話してみてください。「子どもの発達について相談したい」と伝えれば、担当につないでもらえます。
療育(りょういく)を受けたい
市区町村の障害福祉課
児童発達支援や放課後等デイサービスを利用するために必要な「通所受給者証(つうしょじゅきゅうしゃしょう)」の申請窓口です。どんな事業所があるかの情報も教えてもらえます。
相談支援事業所(そうだんしえんじぎょうしょ)
サービス等利用計画の作成を担当します。お子さんの状態に合った事業所探しや、利用するサービスの調整をしてくれます。障害福祉課で紹介してもらえます。
まずはここから: 市区町村の障害福祉課に電話し、「子どもの療育について相談したい」と伝えてください。受給者証の申請方法と、地域の事業所リストを教えてもらえます。
手帳を取りたい
市区町村の福祉窓口
障害者手帳(療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳)の申請窓口です。必要な書類や手続きの流れを案内してもらえます。
児童相談所(じどうそうだんじょ)
療育手帳の判定を行います。18歳未満のお子さんの知能検査・心理検査を実施し、手帳の等級を判定します。検査は無料です。
まずはここから: まず市区町村の福祉窓口に行き、「手帳を取りたい」と相談してください。手帳の種類ごとに手続きが異なるため、お子さんの状況を伝えると適切な案内を受けられます。
学校のことで困っている
教育委員会(就学相談)
通常学級・通級指導教室・特別支援学級・特別支援学校のどれが合うか、就学先を一緒に考えてくれます。入学前だけでなく、転学の相談もできます。
特別支援教育センター
学習面や行動面の困りごとについて、専門のスタッフが相談に乗ってくれます。学校への巡回指導や、教員向けの助言も行っています。
学校のスクールカウンセラー
お子さんの学校生活での困りごとについて、心理の専門家に相談できます。予約制のところが多いので、学校に問い合わせてください。
まずはここから: 入学前・転学の相談は教育委員会へ。今の学校での困りごとは、まず担任の先生に伝えた上で、スクールカウンセラーの予約を取ってみてください。
お金・制度のことを知りたい
市区町村の福祉窓口
特別児童扶養手当(とくべつじどうふようてあて)、障害児福祉手当、医療費助成など、各種手当・助成の申請窓口です。お子さんの状況に合った制度を案内してもらえます。
基幹相談支援センター(きかんそうだんしえんセンター)
障害のある方の相談を総合的に受け付ける地域の拠点です。制度全般の情報提供や、複数の機関との連絡調整もしてくれます。
まずはここから: 市区町村の福祉窓口に電話し、「障害のある子どもが使える手当や助成について知りたい」と伝えてください。お子さんの年齢・手帳の有無などを聞かれるので、わかる範囲で答えれば案内してもらえます。
将来が不安
相談支援事業所(そうだんしえんじぎょうしょ)
障害福祉サービスの利用計画を作るだけでなく、お子さんの将来の生活設計についても一緒に考えてくれます。進路・就労・グループホームなど、長期的な見通しの相談ができます。
親の会・家族会
同じ立場の保護者同士で情報交換ができます。制度の活用法や進路選択の体験談など、当事者ならではの情報が得られます。地域の福祉窓口や発達支援センターで紹介してもらえることが多いです。
基幹相談支援センター(きかんそうだんしえんセンター)
将来の生活全般(住まい・就労・金銭管理・成年後見制度など)について、ワンストップで相談できます。
まずはここから: 漠然とした不安でも大丈夫です。基幹相談支援センターに電話して、「障害のある子どもの将来について相談したい」と伝えてみてください。
「たらい回し」を防ぐために
複数の窓口をまわされて疲弊してしまうケースは少なくありません。 以下の点を意識すると、スムーズに進みやすくなります。
- 1.迷ったらまず市区町村の福祉窓口に電話する。ほとんどの相談はここから適切な窓口に案内してもらえます。
- 2.電話する前に、お子さんの年齢・診断名(あれば)・手帳の有無・困っていることをメモしておく。伝え漏れを防げます。
- 3.対応してくれた人の名前と部署名を控えておく。次に連絡するときにスムーズです。
- 4.「ここではわからない」と言われたら、「どこに聞けばいいですか」と必ず聞く。次の窓口を紹介してもらえます。
お住まいの地域の窓口をさがす
地域を選ぶと、相談先を検索できます。
出典・参考
- 厚生労働省 — 障害者福祉
- こども家庭庁
- 厚生労働省 — 発達障害者支援施策
- 厚生労働省 — 基幹相談支援センターについて