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教育国の制度

高等学校等就学支援金

高校(特別支援学校高等部を含む)の授業料を国が支援する制度。2026年度から所得制限が撤廃されます。

金額・負担額

公立 年額 118,800円(実質無償)/ 私立全日制 年額 最大 457,200円 / 私立通信制 年額 337,000円(2026年度〜)

対象
国公私立の高等学校・中等教育学校後期課程・特別支援学校高等部・高等専門学校(1〜3年)等に在学する生徒。2026年度から所得制限なし。
申請先
在学する学校経由(オンライン申請可)
必要書類
就学支援金受給資格認定申請書、マイナンバー
注意事項
2026年度から所得制限撤廃。特別支援学校高等部も対象。高校生等奨学給付金と併給可。
公式サイト
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
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  • 対象

    国公私立の高校・特別支援学校高等部・高等専門学校(1-3年)等に在学

    2026年度から所得制限なし。全世帯対象

  • 対象外

    支給期間(通算36か月)を超過

    定時制・通信制は48か月まで。留年等で期間超過すると支給終了

  • 対象外

    高校中退・非在籍

    在籍が要件。中退後は支給停止

この制度をくわしく

この制度とは

国公私立の高校・高専・特別支援学校高等部等に在学する生徒の授業料を国が支援する制度です。2026年度(令和8年4月)から所得制限が完全撤廃され、全世帯が対象となりました。

特別支援学校高等部も支給対象です。特別支援教育就学奨励費(学用品・通学費等)とは別の制度として、授業料部分をこの制度で、授業料以外を就学奨励費で、それぞれカバーできます。

関連する教育支援制度との位置づけ
制度対象カバー範囲
高等学校等就学支援金(このページ)全世帯(2026年度〜)授業料
高校生等奨学給付金住民税非課税世帯授業料以外(教科書・学用品等)
特別支援教育就学奨励費特別支援学校・学級・通級学用品・通学費・給食費等
就学援助制度経済困窮世帯小中学校の学用品等

授業料は就学支援金、その他は各種給付金・奨励費で、という住み分けです。

支給額(2026年度)

公立高校
区分年額
公立全日制118,800円(授業料相当・実質無償)
公立定時制32,400円
公立通信制520円×単位数(年間30単位・上限15,600円目安)
私立高校
区分年額
私立全日制・定時制最大 457,200円
私立通信制337,000円(2026年度引き上げ)
高等専門学校
  • 1〜3年: 公立 118,800円 / 私立 最大 457,200円(公立高校と同扱い)
  • 4〜5年: 対象外(大学授業料減免等で対応)

2026年度の大改正ポイント

2025〜2026年度で段階的に制度が変わりました。

項目〜2024年度2025年度**2026年度〜**
公立高校の所得制限あり(年収910万円)撤廃撤廃
私立高校の所得制限あり(年収910万円)あり撤廃
私立通信制の支給額297,000円297,000円337,000円

年収910万円以上の世帯も支給対象となり、約45万人が新たに対象に加わる見込みです。

特別支援学校高等部の場合

特別支援学校高等部は就学支援金の満額支給対象です。授業料は通常の高校と同様にこの制度でカバーされます。

  • 国公立特別支援学校高等部: 年額 118,800円(授業料相当)
  • 私立特別支援学校高等部: 年額 最大 457,200円

特別支援学校の在学中に支給されるため、特別支援教育就学奨励費との併用で授業料+学用品等を広くカバーできます。

対象となる学校

  • 高等学校(全日制・定時制・通信制)
  • 中等教育学校 後期課程
  • 特別支援学校 高等部
  • 高等専門学校 1〜3年
  • 専修学校(高等課程)
  • 各種学校(告示で定める条件を満たすもの)
対象とならないケース
  • 4年制大学・短大・大学院
  • 専修学校(専門課程)
  • 各種学校の多く(一部を除く)
  • 高等教育機関(大学等)は「高等教育の修学支援新制度」で別途カバー

申請方法

毎年4月に在学校経由でオンライン申請(高等学校等就学支援金 オンライン申請システム 通称 e-Shien)。

新入学時(4月)
  • 入学直後に学校から案内が届く
  • 「受給資格認定申請書」を提出
  • マイナンバーで所得判定(書類省略可)
2年目以降(継続申請)
  • 毎年7月頃に「収入状況届出」を提出
  • マイナンバー連携で自動判定される学校も増加
2026年度からの変更点
  • 所得判定のための書類提出が不要になる学校多数(申告のみ)
  • ただし、学校・自治体によって運用差があるため、必ず学校からの案内を確認してください

私立高校の加算支給(〜2025年度まで)

2025年度までは所得に応じて加算がありましたが、2026年度からは一律上限支給のため「加算」という概念はなくなります。

参考: 2025年度までの加算構造
  • 年収 約590万円未満: 最大 457,200円
  • 年収 590万円〜910万円: 118,800円
  • 年収 910万円以上: 対象外

2026年度以降: 全世帯 最大 457,200円(授業料を上限)

実際の負担額

公立高校は実質無償化、私立高校は授業料 - 支給額が自己負担額です。

私立高校の目安(年収問わず)
年間授業料支給額自己負担
40万円40万円(授業料上限)0円
50万円457,200円42,800円
70万円457,200円242,800円

授業料が支給上限を超える学校(特に都市部の有名私立)では、差額が自己負担となります。

他制度との併用

  • 高校生等奨学給付金: 併給可能(授業料以外の費用をカバー)
  • 特別支援教育就学奨励費: 併給可能(特別支援学校高等部の場合)
  • 自治体独自の授業料軽減補助: 自治体により独自加算あり(東京都・大阪府等)
  • 日本学生支援機構の奨学金: 併用可能(通常は高校では利用しない)
  • 児童扶養手当・母子父子寡婦福祉資金貸付: 併用可能

こんな場合はどうなる

  • 高校を中退した: 中退月の翌月から支給停止
  • 高校を転校した: 転校先で再申請が必要
  • 留年した: 通算36か月(定時制・通信制は48か月)を超えて受給はできない
  • 海外留学中: 日本国内の学校に在籍していれば継続支給可能
  • 不登校で出席が少ない: 在籍があれば支給対象(出席日数は問わない)
  • 特別支援学校高等部に転籍: 継続支給(学校変更の手続き)
  • 入学時期が4月以外: 受給資格認定の月から支給開始

申請の手順

  1. 1入学時(4月)に学校から配布される案内を受け取る
  2. 2高等学校等就学支援金 オンライン申請システム(e-Shien)で申請(マイナンバー連携可)
  3. 3書類提出(マイナンバーカードの情報・在学証明等)
  4. 4審査結果が学校経由で通知される
  5. 5支給は授業料から直接差し引かれる形(実質的に授業料軽減)
  6. 62年目以降は毎年7月頃に「収入状況届出」を提出して継続

知っておくと役立つこと

  • 2026年度から所得制限が完全撤廃されました。以前対象外だった年収910万円以上の世帯も支給対象です
  • 特別支援学校高等部は満額支給対象。就学奨励費との併用で授業料+学用品等を広くカバーできます
  • 私立高校の授業料が支給上限(年457,200円)を超える場合、差額は自己負担です。学校選びの際に試算してください
  • オンライン申請(e-Shien)が基本。マイナンバー連携で書類省略が進んでいます
  • 毎年7月頃の「収入状況届出」を忘れると支給停止になります(年度途中の支給停止もあり)
  • 自治体独自の授業料軽減補助(東京都・大阪府等)と併用でき、実質無償化される学校もあります

お住まいの自治体で使える制度を見る

都道府県・市区町村を選ぶと、その地域で使える制度の一覧ページへ移動します。

お子さんに使える制度をまとめて確認

年齢・お住まい・状況に応じて、使える制度を一覧で確認できます(1〜2分)。

情報の参照時点: 2026年4月一次情報: 公式ページ

制度の金額・所得制限・申請手続きは年度ごとに改定される場合があります。最新情報はお住まいの市区町村の窓口または公式ページでご確認ください。誤りや改善のご指摘はお問い合わせよりお知らせいただけると助かります。