世田谷区心身障害者福祉手当
身体1〜3級・愛1〜4度・指定難病・精神1級の方に月額1,500〜16,500円。児童育成手当併給時は月1,500円に減額して併給(完全排除ではない23区内で異例の設計)。難病・精神1級を統合型で包括、原則電子申請で23区内最先進のDX対応。
金額・負担額
身1・2級/愛1〜3度/脳性まひ・進行性筋萎縮症: 月額 16,500円(児童育成手当併給時または20歳未満は1,500円に減額) / 指定難病(難病医療券単独): 月額 15,000円 / 指定難病+身障・愛・精神1級等併せ持ち: 月額 16,500円 / 精神障害者保健福祉手帳1級(単独): 月額 10,000円 / 身3級/愛4度: 月額 9,000円(児童育成手当併給時は1,500円に減額)(4・8・12月の20日頃に前4か月分を振込)
- 対象
- 世田谷区在住で新規申請時65歳未満。身体障害者手帳1〜3級/愛の手帳1〜4度/脳性まひ・進行性筋萎縮症/精神障害者保健福祉手帳1級/指定難病(難病医療法受給者証・マル都医療券・小児慢性特定疾病医療券保持)のいずれか。複数該当時は最高月額のみ支給(併給不可)。
- 申請先
- 世田谷区 障害福祉部 障害施策推進課 事業担当(03-5432-2388/FAX 03-5432-3021)。身障・愛の手帳は保健福祉課、難病・精神は健康づくり課の分担
- 必要書類
- 身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳・難病医療証等(手元にないと申請不可)、振込先の金融機関・口座番号がわかるもの、国外転入者は海外勤務証明書等
- 注意事項
- 新規申請は65歳未満。原則電子申請(申請フォームは保健福祉課・健康づくり課で対象者へ個別交付、URL非公開の半デジタル運用)。変更届はLoGoフォームで完全公開。所得制限あり(本人または20歳未満は保護者扶養0人3,661,000円、控除10万円追加令和3年〜)。児童育成手当(障害手当)受給者は月1,500円に減額(単独型難病15,000円・精神1級10,000円は受給不可)。20歳未満は一律1,500円。施設入所中は対象外(障害者支援施設・乳児院・児童養護施設等)。
あなたは対象?
お子さんの状況に該当する項目をご確認ください。
- 対象
世田谷区在住で身1・2級/愛1〜3度/脳性まひ・進行性筋萎縮症、所得制限内、施設入所外、児童育成手当(障害手当)未受給、新規申請時65歳未満、20歳以上
重度区分として月額16,500円(23区第2位高水準)
- 対象
世田谷区在住で指定難病+身障1〜3級/愛1〜4度/精神1級/脳性まひ等併せ持ち、所得制限内、施設入所外、児童育成手当未受給
難病+併せ持ちとして月額16,500円(最高ランク吸い上げ)
- 対象
世田谷区在住で指定難病(医療券単独)、所得制限内、施設入所外、児童育成手当未受給
難病単独として月額15,000円(児童育成手当併給時は受給不可)
- 対象
世田谷区在住で精神障害者保健福祉手帳1級(単独)、所得制限内、施設入所外、児童育成手当未受給
精神1級単独として月額10,000円(児童育成手当併給時は受給不可)
- 対象
世田谷区在住で身3級/愛4度、所得制限内、施設入所外、児童育成手当未受給
下位区分として月額9,000円
- 対象
20歳未満、または児童育成手当(障害手当)受給中で重度/下位区分に該当
月額1,500円に減額して併給(世田谷区異例の併給設計)。重度16,500円→1,500円または下位9,000円→1,500円
- 対象外
新規申請時65歳以上、指定施設入所中、または所得制限超過
本手当の要件を満たさず
児童育成手当との併給設計(世田谷区は異例の減額併給)
多くの23区の取扱い(完全排除)
- ・児童育成手当(障害手当)受給者は本手当の対象外
- ・20歳未満は都制度のみで月15,500円
- ・本手当は20歳以降の本人向けに限定
- ・完全排除で二重給付回避
世田谷区心身障害者福祉手当(このページ・異例の減額併給)
- ・児童育成手当受給中でも月1,500円を併給
- ・重度16,500円→1,500円+児童育成手当15,500円=合計月17,000円
- ・下位9,000円→1,500円+児童育成手当15,500円=月17,000円
- ・20歳未満のお子さんも一律1,500円で併給
世田谷区の最大の個性は児童育成手当(障害手当)との減額併給設計です。23区の多くは児童育成手当受給者を本手当の対象外とする完全排除設計ですが、世田谷区では月1,500円に減額して併給します。重度(身1・2級・愛1〜3度等)なら合計月17,000円(児童育成手当15,500円+本手当1,500円)を受給可能で、20歳未満のお子さんを持つ世帯にとって世田谷区は有利な設計です。ただし単独型難病(15,000円)・精神1級単独(10,000円)は児童育成手当併給時は受給不可となる点にご注意ください。重度16,500円は渋谷区(16,560円)に次ぐ23区第2位高水準で、金額面・併給設計ともに23区内でも優れた制度です。
この制度をくわしく
この制度とは
世田谷区が区の条例で実施している心身障害者福祉手当です。世田谷区の最大の特徴は、児童育成手当(障害手当・月15,500円)との併給時に完全排除ではなく月額1,500円に減額して併給する仕組みを採用している点です。23区の多くは児童育成手当受給者を本手当の対象外とする設計ですが、世田谷区では児童育成手当15,500円+本手当1,500円=合計月17,000円を受給できる異例の設計となっています(ただし単独型難病15,000円・精神1級10,000円の区分は児童育成手当併給時は受給不可)。
また、重度区分16,500円は23区内で渋谷区(16,560円)に次ぐ第2位高水準(文京・千代田・荒川・板橋等の15,500円より1,000円高い)。指定難病は単独15,000円・身障等併せ持ち16,500円、精神1級10,000円と独自区分を設けており、難病・精神1級を1つの手当に統合する「統合型」設計です。別条例(難病患者福祉手当・精神障害者福祉手当)を持つ杉並・中野・豊島等とは異なるアプローチです。
申請方式は「原則電子申請(オンライン申請)」を公式に掲げており、変更届もLoGoフォームで全種公開済み。ただし新規申請の電子フォームURLは非公開で、保健福祉課・健康づくり課で対象者へ個別交付する半デジタル運用という独特の設計です。DX推進度は23区内で最先進の部類に入ります。
世田谷区の制度位置づけ
| 項目 | 東京都児童育成手当(障害手当) | 世田谷区心身障害者福祉手当(このページ) |
|---|---|---|
| 重度区分 | 15,500円 | 16,500円(渋谷16,560円に次ぐ23区第2位) |
| 児童育成手当併給時 | — | 月1,500円に減額して併給(23区内で異例) |
| 指定難病(単独) | 対象外 | 月15,000円 |
| 精神1級(単独) | 対象外 | 月10,000円 |
| 電子申請 | 都システム | 原則電子申請(23区最先進) |
| 20歳未満 | 月15,500円(都制度) | 一律1,500円(都制度と併給) |
いくらもらえるか
複数該当時は最高月額のみ支給(併給不可)されます。
| 区分 | 月額 | 児童育成手当併給時/20歳未満 |
|---|---|---|
| 身1・2級/愛1〜3度/脳性まひ・進行性筋萎縮症 | 16,500円 | 1,500円に減額 |
| 身3級/愛4度 | 9,000円 | 1,500円に減額 |
| 指定難病(医療券単独) | 15,000円 | 受給不可(児童育成手当併給時) |
| 指定難病+身障1〜3級/愛1〜4度/精神1級/脳性まひ等併せ持ち | 16,500円 | 1,500円に減額(児童育成手当併給時) |
| 精神障害者保健福祉手帳1級(単独) | 10,000円 | 受給不可(児童育成手当併給時) |
支給は年3回 4月・8月・12月の20日頃に前4か月分が本人名義口座に振り込まれます。
対象となる方
世田谷区在住で、以下のいずれかに該当する方が対象です。新規申請は65歳未満に限ります。
- 身体障害者手帳 1級・2級・3級
- 愛の手帳 1度〜4度
- 脳性まひ・進行性筋萎縮症
- 精神障害者保健福祉手帳 1級
- 指定難病(難病医療法の受給者証・マル都医療券・小児慢性特定疾病医療券のいずれか保持)
指定難病の対象疾病は令和8年(2026年)4月版の一覧PDFが公式ページに添付されています。
所得制限・支給停止
申請者本人(20歳未満は保護者)の前年住民税課税対象所得から表Aの控除を差し引いた額が、表Bの限度額を超えると不支給となります。
表A(控除項目):
- 雑損控除・医療費控除: 相当額
- 社会保険料控除: 本人所得判定は相当額、保護者所得判定は8万円
- 配偶者特別控除: 相当額(上限33万円)
- 障害者控除(本人所得判定を除く): 27万円
- 特別障害者控除(本人所得判定を除く): 40万円
- 寡婦控除: 27万円/ひとり親控除: 35万円/勤労学生控除: 27万円
- 給与・公的年金所得ありは+100,000円控除(令和3年度以降)
表B(限度額):
| 扶養人数 | 限度額 |
|---|---|
| 0人 | 3,661,000円 |
| 1人 | 4,041,000円 |
| 2人 | 4,421,000円 |
| 3人 | 4,801,000円 |
| 4人 | 5,181,000円 |
| 5人 | 5,561,000円 |
加算: 同一生計配偶者(70歳以上)・老人扶養親族1人につき+100,000円、特定扶養親族・16〜19歳扶養親族1人につき+250,000円。
年度切替: 毎年8月に年度切替。所得超過時は該当年度の8月〜翌7月まで支給停止。
他の手当との併用
- 東京都児童育成手当(障害手当・月15,500円): 併給可だが大幅減額。重度16,500円・下位9,000円の方は月1,500円に減額(合計月17,000円・月10,500円)、単独型難病15,000円・精神1級10,000円は受給不可。23区内で完全排除ではなく減額併給する異例の設計
- 国の障害児福祉手当(月16,560円): 公式に併給可否の明記なし(別制度として並立、一般運用では併給可と解される、要窓口確認)
- 国の特別児童扶養手当(1級58,450円/2級38,930円): 本ページ内での言及なし(一般運用では併給可、要確認)
- 国の特別障害者手当(月30,450円・20歳以上重度): 別制度として並立(別ページで案内)
- 東京都重度心身障害者手当(月60,000円): 別制度として併存(別ページで案内)
- 児童手当: 併給可能
施設入所中の取扱い
以下の施設に入所中は対象外(支給資格は消滅):
障害者支援施設/乳児院/児童養護施設/障害児入所施設/救護施設/養護老人ホーム/特別養護老人ホーム/軽費老人ホーム/のぞみの園の設置施設
入所届の提出が必要で、LoGoフォーム(https://logoform.jp/f/cHSwP 受給者異動届)で対応可能です。
申請方法と支給時期
原則電子申請(オンライン申請)を公式に掲げている23区内最先進のDX設計です。ただし新規申請の電子フォームURLは非公開で、お住まい担当の保健福祉課または健康づくり課の窓口で対象者へ個別に渡す方式となっています(身障・愛の手帳は保健福祉課、難病・精神は健康づくり課の分担)。電子申請が不安な方は保健福祉課で手続きサポートがあり、紙PDFでの郵送・持参も選択可能です。
変更届はLoGoフォームで全種公開済み:
- 口座振替変更: https://logoform.jp/f/BVSKr
- 受給者異動届(施設入所・住所異動等): https://logoform.jp/f/cHSwP
- 死亡届: https://logoform.jp/f/ovafz
申請月以降のみ支給対象(遡及支給なしのため手帳取得後は速やかに申請)。直近の4月・8月・12月の20日頃に前4か月分がまとめて振り込まれます。
情報の参照時点
2026-04-24時点の世田谷区公式サイト(心身障害者福祉手当ページ最終更新2026-04-17)および関連例規に基づきます。金額自体の改定履歴、国制度(特別障害者手当・障害児福祉手当・特別児童扶養手当)との併給可否の明記は公式本文にないため、最新の運用は世田谷区公式ページまたは障害施策推進課 事業担当(03-5432-2388)・お住まい担当の保健福祉課(身障・愛)または健康づくり課(難病・精神)でご確認ください。
公式URL: https://www.city.setagaya.lg.jp/02083/2692.html
申請の手順
- 1お子さんが対象範囲(身1〜3級/愛1〜4度/脳性まひ・進行性筋萎縮症/指定難病/精神1級)に該当することを確認。複数該当時は最高月額の区分のみ適用
- 2保護者が東京都児童育成手当(障害手当・月15,500円)を受給中かを確認。受給中でも月1,500円に減額して併給可能(単独型難病15,000円・精神1級10,000円の区分は受給不可)
- 3本人(20歳未満は保護者)の前年所得が基準額(表A控除後、表B限度額)以下であることを確認。扶養0人で3,661,000円・社会保険料控除は保護者判定8万円
- 4新規申請時65歳未満であることを確認
- 5お住まい担当の保健福祉課(身障・愛の手帳)または健康づくり課(難病・精神)に来所し、原則電子申請フォーム(URL個別交付)を受け取って申請。身体障害者手帳・愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳・難病医療証等・振込先口座・国外転入者は海外勤務証明書等を用意
- 6区の認定後、4月・8月・12月の20日頃に前4か月分が振り込まれる(申請月以降のみ対象、遡及支給なし)
知っておくと役立つこと
- ●重要: 児童育成手当(障害手当・月15,500円)との併給は月1,500円に減額で可能です。23区の多くは完全排除ですが、世田谷区は異例の設計で合計月17,000円(重度16,500円→1,500円+児童育成手当15,500円)を受給できます。20歳未満のお子さんも同じ1,500円減額ルールが適用されます
- ●重要: 重度16,500円は渋谷区(16,560円)に次ぐ23区第2位高水準です(文京・千代田・荒川等の15,500円より1,000円高い)。成人・児童育成手当なしの世帯では23区内でも手厚い金額水準となります
- ●重要: 原則電子申請(オンライン申請)の23区内最先進DX設計ですが、新規申請の電子フォームURLは非公開で、保健福祉課(身障・愛)または健康づくり課(難病・精神)で対象者へ個別交付される独特な運用です。窓口訪問で電子フォームを受け取る半デジタル構造となっています
- ●単独型難病(医療券単独・月15,000円)と、身障・愛・精神1級等併せ持ちの難病(月16,500円)は別区分です。指定難病+身障1・2級併せ持ちの場合は16,500円の最高ランクに吸い上げられるため、複合障害のある難病のお子さんは最高額が受給できます
- ●精神障害者保健福祉手帳1級のみは月10,000円で、世田谷区は精神1級も手厚い(目黒区は対象外・大田区4,500円・品川区8,500円・渋谷区8,000円)。ただし児童育成手当併給時は精神1級単独の区分は受給不可になる点にご注意ください
- ●申請月以降のみ支給(遡及なし)のため、手帳取得や難病受給者証交付後は速やかな申請が必要です。変更届(口座・住所・施設入所等)はLoGoフォームで完全オンライン対応されています
この制度と一緒に検討されることが多い制度
- 手当(都道府県独自)東京都独自
児童育成手当(障害手当)
東京都独自の制度。身体障害者手帳1〜2級、愛の手帳1〜3度、脳性まひ、進行性筋萎縮症の児童を養育する方に月額15,500円を支給します。
- 手当国の制度
障害児福祉手当
重度の障害があり日常生活で常時介護が必要な在宅の20歳未満の児童に支給されます。特別児童扶養手当との併給が可能です。
- 手当国の制度
特別障害者手当
精神または身体に著しく重度の障害があり、日常生活において常時特別の介護を必要とする20歳以上の在宅の方に支給されます。障害児福祉手当の20歳以降版。
- 手当(都道府県独自)東京都独自
東京都重度心身障害者手当
心身に重度の障害があり常時複雑な介護を必要とする方に月額60,000円を支給する、東京都独自の手当です。認定基準が非常に厳しい。
お住まいの自治体で使える制度を見る
都道府県・市区町村を選ぶと、その地域で使える制度の一覧ページへ移動します。
お子さんに使える制度をまとめて確認
年齢・お住まい・状況に応じて、使える制度を一覧で確認できます(1〜2分)。