やさしい窓口障がい児・医療的ケア児の制度・手当ガイド
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医療費助成市区町村独自

札幌市の子ども医療費助成

札幌市は2025年4月診療分から通院・入院ともに「高校生世代まで(18歳到達後最初の3月31日まで)」に対象を拡大しました。所得制限あり、主たる生計維持者の前年所得で判定します。

対象年齢・自己負担

通院 18歳年度末まで / 入院 18歳年度末まで

初診時一部負担金のみ(医科580円、歯科510円)。再診・調剤・柔道整復等は0円。訪問看護は療養費の1割(月上限3,000円)。入院時食事療養費は対象外

対象
札幌市内に住所がある0歳〜高校生世代(18歳到達後最初の3月31日まで)のお子さん。所得制限あり。
助成方式
現物給付
所得制限
あり(主たる生計維持者の前年所得で判定)
申請先
お住まいの区役所 保健福祉課 福祉助成係(札幌市10区いずれも対応)。郵送・オンライン申請も可。 ・中央区: 011-205-3302 ・北区: 011-757-2462 ・東区: 011-741-2451 ・白石区: 011-861-2447 ・厚別区: 011-895-2466 ・豊平区: 011-822-2453 ・清田区: 011-889-2049 ・南区: 011-582-4744 ・西区: 011-641-6951 ・手稲区: 011-681-2491
必要書類
  • 子ども医療費助成受給資格登録申請書(区役所窓口で配布、札幌市公式サイトからダウンロードも可)
  • 申請者の本人確認書類(マイナンバーカード表面のみ、運転免許証など)
  • お子さんの公的医療保険確認書類(資格確認書・「資格情報のお知らせ」・マイナポータル画面のいずれか)
  • 札幌市外に課税情報がある場合: 同意書または所得課税証明書(原本)
公式サイト
https://www.city.sapporo.jp/hoken-iryo/iryojosei/nyuyoji.html
Check

あなたは対象?

お子さんの状況に該当する項目をご確認ください。

  • 対象

    札幌市内在住・健康保険加入・0歳〜18歳到達後最初の3月31日まで・所得制限内

    区役所で受給者証の交付を受けて受診できます

  • 自治体による

    札幌市内在住・所得制限超過(主たる生計維持者の前年所得が扶養親族数に応じた限度額を超える)

    その年度は受給資格非該当。年度の所得審査単位(9月〜翌年8月)でリセットされるため、翌年度に所得が下がれば再申請で受給可能

  • 対象外

    生活保護受給世帯

    生活保護の医療扶助が優先適用。子ども医療費助成は対象外

  • 対象外

    重度心身障害者医療費助成(北海道)の受給者

    重度医療費助成が優先適用(自己負担なし)。子ども医療費助成は資格喪失(要届出)

  • 対象外

    ひとり親家庭等医療費助成の受給者

    ひとり親医療費助成が優先適用。子ども医療費助成は資格喪失(要届出)

ひとり親家庭等医療費助成との違いと併用

子ども医療費助成(このページ)

  • 対象: 札幌市内のお子さん(0歳〜高校生世代)
  • 対象範囲: お子さん本人の医療費のみ
  • 所得制限: あり(主たる生計維持者の前年所得)
  • 自己負担: 初診時一部負担金(医科580円・歯科510円)以外なし

ひとり親家庭等医療費助成

  • 対象: ひとり親家庭の親と児童(児童は20歳到達月末まで)
  • 対象範囲: 親と子の両方が医療費助成対象
  • 所得制限: あり(児童扶養手当の所得制限に準ずる、扶養義務者の所得も判定)
  • 自己負担: 1割負担(通院月18,000円・入院月57,600円上限)。3歳未満児・住民税非課税世帯は初診時一部負担金のみ

両制度とも対象になる場合は、ひとり親家庭等医療費助成の受給者になると子ども医療費助成は資格喪失します。自己負担割合・対象範囲が変わるためご注意ください(ひとり親側は親の医療費もカバーされる利点あり)。

この制度をくわしく

札幌市の制度の中身(高校生世代・所得・自己負担の段階制)

札幌市が独自に実施する医療費助成制度で、市内に住むお子さんが健康保険を使って医療を受けた際の自己負担分を市が助成します。対象は0歳から「18歳に達する日以後の最初の3月31日まで」(高校生世代まで、高校に通っていない場合も対象)です。

公式名称は「子ども医療費助成」。以前は「乳幼児医療費助成」と呼ばれていましたが、対象拡大に伴い名称が変わりました。北海道全体で実施する重度心身障害者医療費助成ひとり親家庭等医療費助成とは別制度で、所得制限・自己負担額・対象範囲が異なります。

なお、受給者証の発行手続きや現物給付/償還払いの違いは 子ども医療費助成のしくみガイド で網羅しています。関連制度(高額療養費・医療費控除・ひとり親家庭等医療費助成 等)との優先順位・併用の可否は こども医療費・関連制度Q&Aガイド に解説しています。

いくらもらえるか

医療機関の窓口で健康保険証と受給者証を提示すると、自己負担分から以下を引いた額が助成されます。

区分札幌市の自己負担
医科(病院・診療所)初診時580円のみ
歯科初診時510円のみ
調剤薬局0円
柔道整復・はり・きゅう・あんま0円
訪問看護療養費の1割(月額3,000円上限)

差額ベッド代・薬の容器代・文書料・入院時食事療養費・先発薬希望時の追加料金(後発薬がある場合)は助成対象外です。

所得制限

主たる生計維持者(お子さんの生活費の大半を負担している方、両親とも所得がある場合は所得が高い方)の前年所得(1〜7月診療分は前々年所得)で判定します。

扶養親族数所得限度額
0人622万円
1人660万円
2人698万円
3人736万円
4人774万円
5人812万円

※4人目以降は1人増ごとに38万円加算

※「所得」は給与収入から給与所得控除を引いた額。年収換算ではないため給与収入はもう少し高くてOK

※年度の所得審査により、9月(または11月)から翌年8月(または10月)までを1単位として判定されます

他制度との併用

  • 重度心身障害者医療費助成(北海道): 重度の手帳をお持ちの方はこちらが優先適用(自己負担なし)。子ども医療費助成は資格喪失
  • ひとり親家庭等医療費助成: ひとり親世帯の親と児童が対象。こちらが優先適用、子ども医療費助成は資格喪失
  • 特定医療費(指定難病)・小児慢性特定疾病医療費: 国公費が優先、その後の自己負担が子ども医療費助成の対象
  • 健康保険の高額療養費: 高額療養費が先に控除され、その後の自己負担が子ども医療費助成の対象
  • 生活保護: 医療扶助が優先、子ども医療費助成は対象外

道外受診・受給者証を忘れた場合

道外の医療機関を受診したとき、または受給者証を忘れて窓口で全額支払ったときは、いったん全額を支払い、後日区役所で還付申請(償還払い)します。

  • 申請期限: 支払日から2年以内
  • 申請窓口: お住まいの区役所 保健福祉課 福祉助成係
  • 必要書類: 領収書原本(保険診療分・点数記載のあるもの)、保険証コピー、振込先口座情報、受給者証
  • 振込までの期間: 申請から1〜2か月程度

18歳到達後の接続

18歳到達後の最初の3月31日で資格喪失します。次のステップとして:

  • 健康保険の高額療養費(高額療養費制度・限度額認定証の事前申請)
  • 大学進学・就職時は「学生に係る健康保険の被扶養者」ルールの確認
  • 障がい児は18歳以降「重度心身障害者医療費助成(北海道)」や「自立支援医療」への切替を検討

こんな場合は

札幌市外から転入した場合
  • 旧住所地の受給者証は転出日で失効。札幌市の区役所で改めて申請が必要
  • 転入届と同時に申請する場合は、転入届受付窓口で申請可能なケースあり(要事前確認)
年度途中で扶養人数が変わった場合
  • 出生・離婚等で扶養が変わったら届出が必要
  • 所得審査の単位(9月〜翌年8月)の途中変更でも遡及適用される場合あり
国保から社保に変わった、社保の保険者が変わった場合
  • 健康保険変更届を区役所に提出(受給者証はそのまま使用可、新しい保険証情報を登録)
受給者証が手元に届く前に受診した
  • いったん全額を支払い、受給者証交付後に区役所で還付申請可能(領収書原本を保管)

申請の手順

  1. 1札幌市内に転入・出生したら、お住まいの区役所 保健福祉課 福祉助成係に「子ども医療費助成受給資格登録申請書」を提出します(来所・郵送・オンライン申請のいずれも可)
  2. 2申請時はお子さんの健康保険資格確認書類と申請者の本人確認書類を持参します。札幌市外に課税情報がある場合は同意書または所得課税証明書も必要です
  3. 3区役所で所得審査ののち、「札幌市子ども医療費受給者証」が交付されます(後日郵送)
  4. 4受診時は健康保険証と受給者証を医療機関等に提示すると、初診時の一部負担金(医科580円・歯科510円)以外は窓口での負担なしで受診できます
  5. 5道外の医療機関を受診したとき・受給者証を忘れて窓口で全額支払ったときは、いったん全額を支払い、支払日から2年以内に区役所で申請すると後日口座振込で還付されます

知っておくと役立つこと

  • 令和7年(2025年)4月診療分から通院・入院ともに「高校生世代まで」に対象拡大。中学卒業時の自動引継ぎはなく、引き続き受給者証は使えます(更新通知が届きます)
  • 重度心身障害者医療費助成(北海道)またはひとり親家庭等医療費助成の受給者になると、子ども医療費助成は資格喪失します(自動切替ではなく要届出)。重度の手帳取得時・離婚時等は区役所に届け出てください
  • 国公費(特定医療費(指定難病)・小児慢性特定疾病等)の受給者証をお持ちの場合は国公費が優先適用、その後の自己負担が子ども医療費助成の対象になります
  • 受給者証を忘れて窓口で全額支払った場合・道外受診の場合は、支払日から2年以内に区役所で還付申請できます。領収書原本(保険診療分の点数記載があるもの)を保管してください
  • 「医科」と「歯科」は別カウントで、それぞれ初診時に一部負担金(580円・510円)が発生します。同じ医療機関で同月内に再診なら追加負担はありません
  • 差額ベッド代・薬の容器代・文書料・入院時食事療養費・先発薬希望時の追加料金は助成対象外です。健診・予防接種は健康保険適用外のため対象外

北海道内での札幌市の位置づけ

北海道179市区町村の制度と比較したときの札幌市の位置です。

通院対象年齢が札幌市と同じ自治体
158件 / 179件(88%)
入院対象年齢が札幌市と同じ自治体
158件 / 179件(88%)
北海道内で所得制限なしの自治体
158件 / 179件(88%)
北海道内で自己負担なしの自治体
142件 / 179件(79%)
北海道内で完全無料化(所得制限・自己負担ともになし)の自治体
137件 / 179件(77%)

※ 出典: こども家庭庁「令和6年度こどもに係る医療費の助成についての調査」

北海道内の近隣自治体との比較

北海道内で札幌市に近い自治体との対象年齢・所得制限・自己負担の比較です。

自治体通院入院所得制限自己負担
札幌市(このページ)18歳年度末まで18歳年度末までありあり
佐呂間町18歳年度末まで18歳年度末までなしなし
砂川市18歳年度末まで18歳年度末までなしなし
三笠市18歳年度末まで18歳年度末までありあり
士別市15歳年度末まで15歳年度末までなしなし

お住まいの自治体で使える制度を見る

都道府県・市区町村を選ぶと、その地域で使える制度の一覧ページへ移動します。

お子さんに使える制度をまとめて確認

年齢・お住まい・状況に応じて、使える制度を一覧で確認できます(1〜2分)。

情報の参照時点: 2026-04公式ページ最終更新: 2026-04-01一次情報: 公式ページ

制度の金額・所得制限・申請手続きは年度ごとに改定される場合があります。最新情報はお住まいの市区町村の窓口または公式ページでご確認ください。誤りや改善のご指摘はお問い合わせよりお知らせいただけると助かります。